オレンジジュース

好きなものは好きって言いなよ

ウチの夫は仕事ができない。を読む。

亮ちゃん、ドラマお疲れ様でした!
ツアーと平行しての撮影で大変だったと思います。。
ツアーも怪我なく終わり、ドラマも終えて、良かった!

Mステウルトラフェスではサイド刈り上げてたね。
つかぽんじゃなくてよくなったもんね
でもわたしはつかぽんヘア一番に好きっすよ!!
前髪あるりょんぴの可愛さったらない!



『ウチの夫は仕事ができない。』

1話から見ていて、
私の家庭と似たところがあって、とても親近感というか、サーヤの気持ちわかるーってなってて、
とても苦しかった。
仕事ができないということよりも、
会社・社会に対しての苛立ちのようなもの、
そして社会への不信感だったり、諦めだったり、
そういった負の感情がずっとあった。
つかぽんの仕事が認められるようになってきて、
つかぽんも仕事ができるようになって、
そのつかぽん自体の変化も、わからなくもなかった。

ウエイトでいってしまえば、やっぱり男の人の方が仕事の割合は重くて。
でも女だって仕事をしていて。
仕事ができるようになって、これから!って言うときに、結婚・出産の時期がくるのは、
男も女も同じなの。
実際に、家庭と仕事の天秤を、私は家庭へと傾けたんだから。


人柄に惚れて、結婚した。
5年一緒にいれば、嫌なとこも山ほどみたし。
私の方がはやく就職したし。
うちの夫も、そんなにバリバリ仕事をするタイプではない。
だから、そんなに期待もしていない。(悪い意味ではまったくない)
それでも都会での仕事に疑問を抱き、引っ越してきたこの地で、今とても頑張って仕事をしています。
とっても応援してる。
やっと仕事できるようになってきたけど、夫が思い上がってきたなと思ったらちゃんとゲキ飛ばしながら。
この人のために仕事辞めて支えようって決めたのは自分だから。

本質が優しい人だから、つかぽんと似ているのです。
もし、都会の真ん中でバリバリ働いてるような夫だったら、私はまだ確実に都会の真ん中にいて、
花の仕事を辞めるなんて考えもせずにいたよ。
どちらかと言えば、私の方が男みたいな性格だから。
超負けずぎらいでストイック。
そんな生き方しかしてこなかったから。


でも天秤にかけた家庭と仕事で、選んだ家庭を守るために、パートになってできた「時間」で、たくさんのことを考えられたんです。
それまでなかった「時間」ができたことが、私を大きく変えたと思う。

家族のこと
両親、兄弟、
おじいちゃん、おばあちゃん、
義実家のこと、義兄弟のこと。
友達のこと。
将来のこと、そのための今のこと。
子供がほしいなってこと。

忙しさを理由にして帰っていなかった実家に、もう今年で何回行っただろう。
何回、じいちゃんの家に行っただろう。

そんなことを考えるだけで涙がでるほどに、
いろんなものを雑に扱ってきた。
大切にしなきゃいけないものほど、大切にしてなかった。
そんなことに、この「時間」は気付かせてくれた。

気付いたけど、もう28歳になっていたんだ。
もう絶対に会えない人も、増えてしまった。

面と向かってありがとうございましたと言えずに
最期の顔も見れずに
写真にだけさよならを言うしかないなんてもう嫌だから



そんな私のところに、つかぽんとサーヤが来た。

以下、『ウチの夫は仕事ができない。』最終回のつかぽんのスピーチです。


上手く伝えられるかやかりませんが、僕に少し時間をください。
ありがとうございます。

みなさん、子育てされてる方ばかりだと思います。
私事ではありますが、私にも3月に子供が産まれました。
親になって初めて、どれだけ子供が愛おしいか知りました。
大抵のお父さんには仕事があるから、ものすごく頑張って必死になってつくらないと、子供と過ごす時間はないのかもしれないって、
そんなことに気がついた時に、僕は、お父さんたちの、いろんな悩みを知りました。
例えば、
これからがキャリアの正念場というときに、育休をとりました。だけど、この時期のブランクは、今後に影響する。そう考えると、育休は本当に家族のためになるのかどうか、考えてしまいます。
妻が高熱を出したので定時に上がって、保育園に子供を迎えに行き、風呂にいれ、夕飯を食べさせました。ふと電話を見ると、上司から着信が10回以上ありました。電話にでろ、仕事はどうしたという怒鳴り声が留守電に残されていました。
みなさん、仕事と家庭の板挟みで、辛さだったり苦しさを感じているんだなぁと。

そういうお父さんたちに、伝えたいことがたくさんあって。
小田山先生と何度も打合せをしているうちに、私は、先生がここで、お話しようとされていたことを、いつのまにか覚えてしまいました。
先生の言葉ですが、私からお話させてください。

10年後には、ある程度の子育ては終っていて、仕事に専念できる日々を送っていることでしょう。
だけど、その頃にはもう、僕たちの腕の中には、膝の上には、必死でシャツにしがみつきながら、よじ登ってくる小さなあの子はいません。
どこまでもまとわりついてきて、やることなすこと全部邪魔してくる、小さなあの子はいません。
仕事で外回りにでる暑い夏の日、ふと空を見上げたとき、あの頃笑いながら一緒に走り回った芝生を、びしょ濡れになって一緒に遊んだあの日の青空を思い出して、過ぎてしまった時間の愛おしいさを知ることでしょう。
汗のにおい、ミルクのにおい、粉々になったクッキーのカス、小さなぬいぐるみ、泥だらけのくつ下、おしっこを失敗してしまったズボン、カレーまみれのシャツ、パパー!とあなたを探す声、バタバタと走る足音、おかえりと響く声、廊下を横切る小さな姿。
それは、今の僕たちの日常にあるものです。
だけど、その、日常こそが、特別なんです。
一生のうちの、たかが数年間の出来事なんです。その数年間に、過ぎ行く今に、数えきれないほどの愛おしさが、死ぬまで忘れられないほどの思い出が、たくさん、たくさん、散りばめられている。
僕たちはこれから一生、どこにいても何があっても、子を想い、心配し、愛し続ける。
だけど、この腕の中で、膝の上で、パパーと見上げてくるあの子を、ギュッと抱き締められる時間は、とてもとても短い。
あの、私は思います。
仕事は大切です。生きていくために必要です。頑張らなければならない場面もあります。男にとっては、自分の存在意義を感じられる場所かもしれません。
だけど、私たちは、親になって知ったはずです。
自分の命よりも大切な存在がこの世にあることを。
子供は未来に向かって羽ばたいていきます。
子を育てるということは、未来を育てるということなんです。
豊かな人生とは、どんな人生なのか、たった一度しかない人生を、ちょっと立ち止まって、考えてみてもいいんじゃないかなと。

私の妻は心配しています。私が本当は頑張りたいのに無理をしてるんじゃないかなぁって。
思い返せば1年前、私は妻に言いました。
僕は仕事ができません。僕はあなたの理想の夫からは程遠い夫なんですと。
そんななさけない僕に、妻は、一緒に頑張ろうって言ってくれました。
僕は妻がいたから、妻の助けがあって、仕事を頑張れました。大きな仕事も任せてもらえるようになりました。
だけど、そうなってはじめて、うん、僕は仕事より大切なものに気がついてしまったんです。
仕事は楽しいです。もちろん頑張りたいと思ってます。だけどどうしても、僕の人生の中で、仕事が一番に来ないんですよね。
どうしてもどうしても、家族が一番にきてしまうんです。
社会人として誰かのために頑張りたい、役に立ちたい。それも本音です。
だけどやっぱり、家族が一番で。

仕事を一番に考えられない人間は、もしかしたら、社会では、出来ない人と呼ばれてしまうのかもしれません。
だとしたら、僕は、胸を張って妻に言います。
僕は仕事ができません。



亮ちゃんすごかったね!!
一回しで撮ったらしい。
さすが錦戸亮。超推せる!!!

じゃなくて!


『豊かな人生とは、どんな人生なのか、たった一度しかない人生を、ちょっと立ち止まって、考えてみてもいいんじゃないかなと』

私、今、ここだ。
と思ったんです。
男と女だから少し違うけど、間違いなく今ここなんだと思いました。

こんなこと、考える時間もなかった。
必死に働いてきた。生きるためでもあった。
たかが数年間の社会人歴でも、生きてきた。
そんななか、こんな私を見捨てずに
結婚という節目で「時間」をくれた夫に、感謝しようと思いました。

こんな機会を偶然にも与えてくれた、『ウチの夫は仕事ができない。』にも感謝なんです。
ありがとうございました!
お疲れ様でした!