オレンジジュース

好きなものは好きって言いなよ

錦戸亮ブランド

裏では最低で最弱な時もあります。
でもそれも含めて最高で最強なんだと思います。

ファンが求めてない関ジャニ∞の時もあるだろうけど、僕らは関ジャニ∞の未来を作ってる。





どう考えても彼らは大人だった。
泣いて、わめいて、行かないでってすがりついて、そこ気持ちが届いても、応えることはない。
楽曲でもインタビューや日々のメッセージでも、彼らは振り返ることをあまりしなかった。
すばるくんを送り出す時のジャニ勉で「振り返るなんて初めてちゃう?」なんて言ってたように、きっと個々やメンバー内心の中では常に過去と向き合って、今からこの先を捉え考えてのインプット、そしてアウトプットを繰り返して昨日まできたんだろうけど。



まだまだ時間としては短いファン歴で、彼らの初期や下積み時代を一緒に未来を目指して歩いてきた援軍ではないから、私は錦戸亮という人のほんのほんのほんの一面しか知らない。
天性のアイドル性、先天的であり努力の賜物の音楽性、鍛えられた俳優としての姿、恵まれた環境、どれもわりと完成されてからの彼しか知らない。
それでも関ジャニ∞そして錦戸亮という人は、ありのままの姿をファンに見せてくれたグループであり人だと思う。
だから知った気になってる。
比べられるほど知っているグループはないけど、
そんな気がする。





あの時の涙も
すばるくんに送ったメールも
ファンより前に進んでいたいと言いきった視線も
名古屋笑えと煽った姿も
eighterと叫んだ声も
全部嘘なんかじゃない。1ミリも嘘なんてない。


嘘が上手じゃないし、照れちゃうし、そんで噛み付いちゃうから。そのくせクソ真面目で。
どこか一匹狼を装ってはいるけれど実はメンバーが大好きで、7人の関ジャニ∞が大好きで、
ステージに立つことが好きで、eighterのことも大切に思ってくれてる。
不器用な伝え方しかできないから、
それと同時に自分の中の美学を曲げることができない頑固なとこあるから、
全部含めて、嘘つけないんだ。きっと。
素直になったら泣いちゃうから。だけど涙は見せたくない。見栄っ張りだから。

こんな終り方にしたのも、わかる気がする。
自らブランドを守り、メンバーもそれを受け入れたんだろう。

こちら側にはモヤモヤが残る結果になろうとも、自分のスタイルを崩さない錦戸亮ブランドに拍手してる。




これは全部自分の憶測。
どこにも書いてない。誰も言ってない。

伝えられたのは、もう亮ちゃんは関ジャニ∞からいなくなること、ジャニーズ事務所のタレントではなくなること、関ジャニ∞は5人で進んでいくこと、47都道府県ツアーやること、大倉君はやめないこと、解散も考えたこと、だけど関ジャニ∞関ジャニ∞を続けることを頑張るってこと、
それだけ。

それ以外は全部憶測。メディアも雑誌も。
俳優やっていくんじゃないかって、みんなそう思ってるよ。だけど亮ちゃんは「自分なりのエンターテイメントを届ける」と伝えた。だから確定なんかじゃない。すばるくんの音楽やりますみたいに言ってない。



eightもeighterも学んだのは、永遠なんてないこと。
キラッキラな夢を見させてくれる彼らだから、eightもeighterも錯覚して信じこむ。関ジャニ∞はずっといるって。違うんだよね、信じたいだけ。ここにいてほしいだけ。




all you need is laugh
亮ちゃんが作ってくれた言葉が関ジャニ∞の中には残ってるから。
すばるくんは鮮血、亮ちゃんは光。内くんはハート。
関ジャニズムからは無くならないってことを十五祭で証明してくれたのは紛れもなく彼ら6人でした。
8人の姿をもう2度と見れなくても。
形に残らないものの方が記憶に残るって君は言ったね。

15歳。高校受験。これからの未来を自分で選んでつかみとらなきゃいけない。
どんな形になろうと、私は亮ちゃんを忘れない。






こんなことをなぜか冷静に考えてしまってる私も、悲しいほどに大人だ。
違う。私はもっと泣きたいしわめきたい、行かないでって泣きたい。手を伸ばしたい。
でもしない。
時は戻らないし覆らない。
ただ1歩進むしかない。
命には終わりがあって、直面したメンバーもいるなか、自身の人生を完成させるのは自分だと苦しいくらいに感じただろうし、私のみてきた錦戸亮なら、きっと誰かを傷つけてでも自分の人生を選ぶ。その気持ちもわかる。

だけど、私はこれから先5人の関ジャニ∞が見せてくれるキラキラなステージに向かって、子供にかえったみたいにただ関ジャニ∞に溺れて手を振りたいんです。
素直に嬉しかった。やめないでくれること、ツアーやってくれること。
彼らが選んで進む道だから、ついていく。
休まないって決めたのは彼ら。
だから私は私を決める。
すばるくん亮ちゃんの面影を感じて悲しく切なくなるってわかってるけれど。去年嫌というほど感じ経験したけど。
せめて、せめて、「大人」というフィールドでだけは対等でいたいと願う私は本当に馬鹿なんだと思う。でもそれでいい。
こんなに割りきってしまえる私はあきれるほどに馬鹿だ。ありえない。おかしい。
亮ちゃん、お前アホやなって笑ってよ。それでええよって笑ってよ。





最低で最弱な関ジャニ∞も愛してる。