RADWIMPS anti anti generation tour 2019
RADWIMPS anti anti generation tour 2019 長野公演に行ってきました。
地元でラッド見るときがくるなんてな。
7、8年ぶりでした。
前回はSSAのスタンド上の方だったけど、今回はアリーナセンステ3列目くらいに場所とれて、みんなが人間サイズで見えたよ!
最新曲も、よく聴いてた頃の曲もセトリに含まれてて嬉しかった。
フラッシュバック現象は嗅覚で強く引き出されるけれど、音楽もそうで。
なんだか不思議な空間だった。
あの時は大学生で軽音部だし、若さも真盛りで音楽に浸っていたな。
東京の電車に揺られながらイヤホンしてiPodくるくるして、ライブあるから曲覚えなきゃと謎の使命感でひたすら曲聴いてた頃だ。
これいいよと薦められたバンドのアルバムを借りてきて容量を増やした。
若さがあった。なにもかも新鮮で勢いで乗り越えていた。
時によっては週6で下北沢にいた。
何をするもなく下北沢をふらふらして、古着屋にはいっては服を買い、古着ワンピースが通常スタイル。
思い返すと完全なサブカル女子だったね。
いつまでも若いと思ってた。
最高に楽しかった。
まさに青春だったのだ。
小田急と下北沢と梅が丘。飲んでて終電のがしても歩いて帰れた。
自分が年をとっていくなんて考えてもなかった。
30になって経験したライブの空気は、あの頃の若さを痛いくらいに思い出させて、
だけど、置いてかれることはなかった。
MCでもよーじろーが言ってた。『大人になってからまた会いたい』これなんだ。
今どっぷりでもこの先聞かなくなったとしてもそれでいい。たまに思い出して、ラッド好きだったって自信をもって言ってくれる俺らでいるから、と。
正直今そんなに聴かない。
聴いてる時間もない。
電車で移動することもほぼない。
歌詞カード読んでる時間もない。
それでも時々歌詞を思い出すよ。
大学時代に悩んでいた彼がよく聞いていたこと。
結婚する時に悩んでた時。
有心論、ふたりごと、37458、謎謎。
あの頃の楽曲は、マリッジブルー期によく聴いて泣いてた。
そんな事をライブで思い出した。
ライブ一緒に行った彼氏だった人が旦那になって、
娘だったのに娘がいて、
経験したことが多かったからなのか、歌詞の汲み取りも変化があって。
『正解』
18祭で歌われた曲。テレビで見ながら泣いたもん。
当時わたし29歳。10こも下の子たちの悩みや輝き。
わたしが18のときにこの曲に出会っていたらどんな心境なんだろうって考えた。
“答えがある問ばかりを教わってきたよ”
30の私は、18の子からしたら、この問の答を教える側なんだと。
娘産まれたからなおさら。
大人になっちゃったんだなーって。
若さは過ぎていくんだなーって。
でも虚しくなったんじゃないよ。
恥ずかしくない大人でいたいって思ったの。
これからもきっとRADWIMPSの楽曲を、たまに聴いて、ふいに思い出すんだと思う。