オレンジジュース

好きなものは好きって言いなよ

出産記録


10月17日 朝7時8分
2586グラムの赤ちゃんを産みました


前日のお昼の検診でおもいっきり内診グリグリされて、病院から家に帰る車内で痛みが7分間隔に。
家に帰ってみたけれどすぐに5分間隔になり、病院に電話、病院に舞い戻りすぐに入院となりました。

それからしばらくは耐えられる痛みの波だったので少し余裕があったけど、夕方くらいから信じられない痛みに。

子宮口を柔らかくする注射をされていたのに、なかなか開いていかない。
夜中ずっと痛みに耐え続けました。


昼からは母が付き添ってくれていて、陣痛のとき腰を押してくれたりしていました。
少し余裕があるときはとてもよかったのに、
痛みが増すにつれ、身体を触られるのがイヤになり「やめてさわらないで」と言ってしまいました。
母も経験者だから、その気持ちはわかるって言ってくれたけど、なんとなく申し訳なかったな。。

主人は夕方、仕事が終わってから病院にきてくれました。
水を飲ませてくれたり、レモンティーを飲ませてくれたり。笑

夜中はもういきみのがしで声が抑えられなくなっていて、悲鳴みたいな声の響きわたる部屋で、母も主人も寝て←
二人とも疲れてるからうるさいかなと思い、ものすごく声を抑えるようにしてました。
なんで陣痛に耐える私が気を使わなきゃならんのだ!と思うけど、それが私だ。笑
妊娠中寝るときにお腹の下にいれていた四角いクッションをお守りとして持って行っていたんだけど、それを握りつぶしながら耐えました。


3時から4時くらいに部屋で子宮口が9センチまでひらく。それまで破水することなくて、羊膜がパンパンになっていたとのことで、すぐに分娩室へ移動になりました。

分娩室に移動したらもういきんでいいのかと思っていたのに、なかなかOKがでない、、
子宮口開いても赤ちゃんの頭がおりてこないという頑固な子でして。
移動してから数時間またひたすらいきみのがしという地獄!

羊膜をやぶっても降りてこなくて、赤ちゃんが苦しくなってきてるから、6時くらいになってやっといきんでいいよとGOがでました。

でもここでまた問題が!
赤ちゃんが横向きからたて向きにまわらない!
引っ掛かって出てこれない!
とのことで、「赤ちゃん出てこれないから切りますよ」という先生の声が。

きてしまった!切開!痛いと噂の!
有無を言わさずチョキンチョキンという感覚。

しかし!
陣痛が痛すぎて切る痛みなんてまったく感じない。
陣痛の痛みとアドレナリン?のおかげ?

それと、吸引となりました。

「あと三回で赤ちゃん出ますよ~」
と先生の声。

あと三回この痛みに耐えればいいんだ、、!と希望の光がみえた感じです。
あとさんかい、あとにかい、あといっかい、、、


『ドゥルン』て感じで出るよ、とたくさんの人に聞いていて、そんな感じで出てくるのかなと思ったんだけど、吸引とかのせいなのか、あんまりドゥルンじゃなかった。笑

あんまりおっきい声じゃなかったけど、産声も聞こえました。
ああ、終わった、、って感じ。

すぐに胸のうえにきた赤ちゃん
わたし産んだんだ、、と。


19時間の分娩時間でした。
出産はフルマラソンと同じくらいの疲労らしく。
産まれた直後から、全身の震えが止まりません。
それだけ力が入ってたということか。
その後切ったとこを縫うのがものすごく痛かった…
とても痛かった…笑

立ち会いをしなかった主人が分娩室に入ってきて、体重や身長を計りおへその処理をされた赤ちゃんと3人で写真を取ってもらいました。

そして部屋に戻るのが一苦労。
車椅子にのせられ、主人に支えて貰ってベッドにたどり着きました。
いやー、しんどかった!

その日はほんと動けませんでした。
体力には自信があったのに、まったく歯が立たない、出産。
食べることもできず、アドレナリン出まくってるせいで寝れないし、2日完徹です。笑


その後、切ったとこの痛みと、おしりのお供の痛み(人生初)がきえたのは約3週間後。。
それまで座るのが激痛で授乳がめちゃしんどかった。ははは



正直、産まれた直後は「可愛い」という感情より「不思議」って感覚のほうが大きくて。
でも、日に日にいとおしさが増していっています。
全部がかわいい。おならもかわいい。

生後1ヶ月をすぎた今、
あーうー言ったり
手足をバタバタしたり
一人あそびしてたり
笑ったり
成長を感じられてとっても嬉しい。


これから3人で頑張っていこうね