オレンジジュース

好きなものは好きって言いなよ

10ヶ月のおもいで

予定日まで、あと13日です。

先週から200グラムしか大きくなっていなくて、
子宮がもう限界なのかな?と先生。
小さく産んで大きく育てましょうとのこと。

もう、産まれていいよ!



長かったのか、短かったのか。。
明らかに長かった10ヶ月です。
こんなにも家にいる時間が多かったのは、20年以上なかったんじゃ??って思うくらい。


∞ 身体のこと ∞

つわりはすぐにやってきました。
5週くらいからもう気持ち悪いのが始まっていました。
そこから15週まで。
体重は5キロ落ちました。
食べ&吐きのダブルパンチ!
9週あたりから寝たきりで、母の家に保護されたり。笑

つわり中、なぜか、母の作ってくれるものは食べられた。(といっても戻すんだけど)
毎月、月に一度家に来てくれた時の安心感。
保護されてた時の、母の"帰宅"。
今思い出すだけでも涙がでるくらい、嬉しかった。あたたかかった。


5ヶ月にはいると悪阻は落ち着いて、
仕事にも行けたし、少し出掛けることもできました。

5月には椎名林檎のライブにも行ったし!
6月には東京に遊びに行ったし!
7月には関ジャニ∞のライブも行けた!

8月くらいからはやっぱり動けなくなって、
8月末で仕事を辞めて(産休だったけど辞めたました)
9月は家で安静に。


つわり後、食の好みの変化とかはまったくなくて、
妊娠前と変わらない食生活をおくれました。
これはよかったのかもしれないね!

でも体重管理はしました。
体操で鍛えた体重管理の精神力に感謝(^^)
現在、妊娠前から+5キロ。
ベビー諸々でそれくらいの重さだから、ほぼ±0です。
たまに食べ放題とか行ったりしたけど、基本は自宅で自炊。
コンビニ弁当もスーパーのお惣菜もほぼ頼らずに作ってました。
(というか、毎日暇すぎてご飯作るくらいしかなかった)
主人は農家だし、野菜がタダでたくさん手にはいるので、いろんな料理を試しましたよ!
食費も浮いたね!笑


身体のことで私が大変だった(現在進行形)のは、痛みです。

まず腰が元々ぼろぼろなので、ひたすらに腰痛。

次に腰痛からの背中のコリ
背中が痛すぎて、夜よく寝れないんです。
横を向いてしか寝れないから、余計に痛い。
マッサージしてもらっても簡単にはほぐれない。
椅子に座る体勢もなかなか疲れる。

で、背中のコリからの肩こり
肩こりは一番ましだったけどね…

仕事も立ち仕事だったからかな
座って製作させてもらってたけど、物を運んだりセットしたりで、なんだかんだ動き回ってたから、余計に負担だったのでしょう。
選んでやってた仕事だったけどね!


それでもこの重たい身体との付き合いも、あと長くて2週。
今陣痛きてほしいくらいだね!



∞ 仕事のこと ∞

妊娠がわかった日が、面接の日だったのです。
一番に言いました。
まだ流れるかもしれないけど「妊娠してます」と。
この先どれくらい動けて働けるか自分でもわからないと。
ダメだったらまあ仕方ないな、とも思った。
反面、ブライダルという業界でありながら、妊娠出産をないがしろにするような会社なら入りたくはない、とも思いました。
でもよかった。
入れてくれた。
この時の私『手に職つけといてよかったー!』

入って1ヶ月くらいで、悪阻により3週間休ませてもらって、申し訳なかったけど。。
それでも辞めてと言われなくてありがたかったなぁ。

それからは出来る限りのことはやりました。
製作、打合せ、施行。
好きな仕事だから、できたんだと思います。


だけど、7ヶ月目くらいから、やりたい気持ちに身体が付いていかなくなりました。

それから辞めるまで、精神崩壊状態ですね!
ホルモンのせいもあるんですけどね。

仕事行かなきゃ
仕事しなきゃ
でも身体がつらい
帰ったらごはん作らなきゃ
でも疲れて作るのもしんどい
疲れて食べられない
身体痛くて寝れない
もう朝

こんな毎日でした。

職場のお母さんたちに話を聞いてもらえるのが唯一のストレス発散でした。
やっぱり妊娠出産の経験がない人にはわかってもらえない。
わからなくて当然。
わたしだってそうだった。
だから何にも言えないじゃないですか。
ひたすら我慢するしかなかった。

主人にも毎日のように当たり散らしてました。
今思えば悪かったなーとは思うけどね、
男の人だってわからない。このつらさは。
でも主人だけにはわかってほしいんですよね、わがままだから。
辞めてからは心穏やかになれたので、
これから妊娠出産産休となる方には、なるべくはやく産休に入ることをオススメします!(誰に言ってんだ)

妊娠期間は精神ジェットコースター
妊婦は般若だと思ったほうが気が楽なのかも、と思いましたよ。。
確かに幸せなんですよ。
望んだ妊娠です。
好きな人の子です。
でもやっぱりつらいものはつらい。
死ぬほど痛い出産を経て、それは思い出になる。
思い出になるまで、自分しか感じることのできないこのつらさにたえる。
だから、母って強いんだなって思ったのです。


ブライダル業界の人間としては、
結婚がゴールではないし、結婚式がゴールではないんだよということを新郎新婦に伝えられるようにはなれたかな?と思います。
実際結婚式の打合せにくる二人っていうのは浮かれてます。
私も浮かれてた。
だから余計にわかるようになりました。
だけど結婚式は良いものだとおもう。
これから子育てしながら仕事復帰することになっても、ブライダルフラワー業界にいたいとは思う。
せめてフラワー業界からは離れない。
いつか戻る。
それくらい、素敵な仕事に出会えたと思ってるし、好きな仕事です。



残りすくない妊婦生活です。
私が初めての妊娠で感じたことは、
『世の母は偉大』
これに限ります。


無事産まれてきてね
待ってるよ~!